戸隠合同慰霊祭参加レポート(2008年8月23日〜24日)               
               宮崎 洋光(S42年卒) 写真、記録共

【8月23日】
T 慰霊祭前日のようす
山小屋宿泊OB 12名
近年卒業の平成卒OBが大半で、昭和35年卒の福島弘志氏は、当日、高妻山(2,353m)までのピストン山行を終えての小屋入りとか。昭和卒は同氏を含め4名であったが、久し振りのワンゲル食も新鮮で美味しく頂戴した。
近隣の「樅の木山荘」泊のOBを訪問、宿泊客に混じって、フルートとチェロの2重奏によるコンサートに暫し耳を傾ける。長野まで出迎えの車を回して頂き小屋まで戻り深更まで談話の後就寝。
【8月24日】
U 慰霊祭挙行(9:58〜10:50)
5:30起床の現役諸君の慌ただしい音を寝床で聞きながら、カーテンを開ける。予想に違わず外は雨。深緑の中に白樺の幹が浮かび上がっていた。朝食を戴き寛ぐうちに、本日式典を主宰下さる昭38卒の堺 敦OBご夫妻到着。 9時前には1階ホールは参列者で一杯になった。出席予定者(OB・OG及び御家族並びにご遺族約50名)が揃ったところで、定刻より2分早く開式となった。
以下、式次第に則って式典進行。
その概略





堺  敦氏による祈祷
物故者36名全員の氏名拝読  主務・岡井千尋さん
本年度物故者への追悼のことば
S36卒 跡見 亘康様へ 北田勝弘氏(代読:S35卒松谷元夫)【別紙T】
S37卒 木野 多三男様へ 玉川久一氏(代読:S38卒森川嘉也)【別紙U】
S40卒 満藤 正昭様へ 司会・境氏より【白樺】1号に記事掲載の旨紹介【別紙V】
<記事筆耕者承知の履歴>
  満藤様は、昭和17年 9月24日 生まれ、昭和36年 3月大阪府立茨木高校卒業、同 年 4月経済学部入学後入部、昭和39年度主務就任、 昭和40年3月卒業、平成19年12月12日 薬石効無く召天されました。
現役部員代表の追悼のことば      3回生 主将・阪本修平君
その要旨:  
今年は男子7名の新人を迎え、男子計17名、女子9名、総勢26名で活動を続けています。男子は北海道で10日間、の夏合宿を成功裏に終えました。女子は後立山で7日間の予定、女子の新入部者はまだありませんが、勧誘に努め一層の充実を図る所存です。“ゆとりある活動”を求めて問題点をみんなで協議解決し、質的に“誇り高い活動”をモットーに【最高のワンゲル】を目指して春合宿の成功に向けて頑張ります。我々の代のことばである“軌跡”は、先輩OBが辿ってこられた踏み跡をチャートとし、新たな軌跡を次世代に残そうという思いの表現であります。物故OBの皆様、どうか高い所から見守りお導き下さい。
献花終了の後、閉式の挨拶   OB会会長・北部守健氏
その要旨:今年も遠路多数のご参集に感謝します。現役諸君には、雨天の中のご苦労に厚く御礼申し上げます。この合同慰霊祭は、KGWVにとっては日本の古き良き慣わしである「お盆と正月の故郷への里帰り」の行事に例えられると思います。先に往った仲間達の霊との語らいの機会としてだけではなく、お互いの“絆”を強くし、OB,現役みんなの親交を深める場であり、他の部・クラブでこの様な良き行事を毎年催している例は多くは無いと思います。
近年この「山小屋」の存続・維持に関し、学院側との間で問題少なからぬものがありますが、我々にとって“不可欠”の施設であると信じておりますので、OB会役員も向後の努力を惜しまぬ決意で居ります。OB諸兄姉の皆さんには、現在の情況を認識・ご理解下さり活用・利用し、来年もこの「戸隠山小屋」へ帰って来ましょう。

10:50式典終了
V 山小屋ヘルパー実地講習会(10:55〜11:35)
懇親会の準備が整うまでの間を使って、現役不在時にも小屋使用を可能にすべく新たに制定されたOBによる「山小屋ヘルパー」制度発足に伴い、希望のOBに対する講習会が行われた。
  山小屋管理人・4回生 川崎真史君が、配布のテキスト(別紙@ヘルパーマニュアル及びA山小屋マニュアル)に沿って説明。式典参列者は全員受講した。
W 懇親会(11:40〜12:45)
開会のことばと乾杯発声   OB会副会長・高橋亜紀央氏
高橋氏の発声で、現役諸君への謝意と参加者全員の健勝と弥栄を祈念して乾杯
  雨の中、屋外テラスに設営したバーベキューコンロで現役諸君が奮闘。焼きあがった料理のサーブに感謝しつつ、お下がりのビール等で大いに盛り上がる。
現役部員自己紹介
宴たけなわの内、恒例の現役部員の自己紹介。大きな声が室内の為一層大きく響いた。一同現役諸君に対し、事故無く元気に翔たけ!と激励の拍手。
校歌「空の翼」合唱
現役部員2回生・河田佑人君のエールにより全員起立して高らかに合唱。
懇親会閉会のことば       OB会幹事長・森川嘉也氏
その要旨:現役諸君、何時もながら慰霊祭の為この山小屋と周辺を綺麗にして下さって有難う。
   OB諸兄姉へ、今後のOB会行事予定のお知らせを致します。多数のご参加、出席を希望します。
@ 10月11〜12日 大長山現地交流OB山行(5年経過、事故経験者全員がOBとなり、お世話になった勝山の方々への御礼の意味合いも含んで)
A 東京OB総会開催の企画(関東在住のOB・OGの利便を考慮して来ていただくばかりでなく、西から出かけることも意義ある)
B 9月27日   
 於:関西学院会館(ご案内の通りの要項にて、現役諸君をも招待して,“絆”をより深いものに)
以上にて当年度慰霊祭行事が滞りなく終了。来年の再会を約し散会となった。時に 12:50であった。
 毎回のことではあるが、準備の草刈、小屋掃除、宿泊OBの世話、会場設営、進行そして後片付けと現役諸君には大変お世話になりました。
  追って、当日欧州へご遊学中で不在の則定部長からのメール要旨筆耕文が参列者に配布されました。9月中旬には御帰朝とか、「OB総会」でのスピーチを楽しみにしております。
                                                     以上



慰霊祭祈祷文

全能の父なる神様
一年という一めぐりを経て、再びこの戸隠の地に呼び集められました。関西学院大学ワンダーフォーゲル部、同OB会による合同慰霊祭を執り行うためであります。どうかこのしばらくの時、上よりの守りと祝福が与えられますように。心よりお願い致します。
この戸隠の地に山小屋が建てられて半世紀。地元の多くの方々に支えられて参りました。深く感謝致します。
また、母校関西学院の大きな支えがありますことを忘れることはありません。その翼の中でこそ、私たちの活動ができるのであります。これまで多くの助けと守りが与えられましたことに感謝致します。KGWV、現役もOBもこの山小屋を心の故郷として愛し続けて参りました。あの人のこと、この人のことが思い出され、浮かんで参ります。
先にあなたのみもとに召された多くの方々のことを今、この時思い起こし、ありし日の姿を偲びたいと思います。
今年は特に昭和36年卒業の跡見亘康さん、そして昭和37年卒業の木野多三雄さん、昭和40年卒業の満藤正昭さんがあなたのみもとに召されました。悲しいお知らせであります。
あなたのみ心を計ることはできませんが、今はみもとで安らかに憩っておられることを信じるのみであります。悲しみの中にあるご遺族、ご家族の上に上よりの慰めが与えられますように、切にお祈り致します。
私たちもまた、この世の旅路を終え、いつの日にか再びあいまみえるその日までに、どうか誠実に与えられた日々を送ることができます様にここに集うお一人お一人の上にあなたの導きがあります様に、また集うべくして集うことの出来なかった多くの友の上にもあなたのかえりみが豊かにありますように。
現役諸君のために祈ります。その活動がよき成果となって報われますように。チームワークがはかられ安全が守られますように。よく鍛えられた肉体と精神がこれからの人生にも生かされますように。阪本主将、岡井主務をはじめ一人ひとりの部員を祝してください。
 広田監督、コーチの方々、そして則定部長の労をねぎらってください。
 OB会のために祈ります。北部会長、森川幹事長他、役を担っておられる方の働きを祝してください。
 神様、この美しい緑深き自然の中でこの慰霊祭が持たれますことに改めて感謝致します。
この会のために準備の労に当たってくださった現役はじめ多くの方々に心より感謝致します。午後に持たれます懇談の時にもあなたが望んでくださり楽しいひと時となりますように。
これら言い尽くせない感謝と願いとを一同の祈りに合わせてイエス・キリストの御霊によってお祈り致します。  アーメン。


慰霊祭出席者(敬称なし)

(1)OB・OGの皆様
ご卒業年度    お 名 前      山小屋に宿泊された方(○)
S33      北部 守健、
S35      福島 弘志 (○現役2名と高妻山へ山行されました)、細谷 行夫、松谷 元夫
S38      堺  孰 、 澄子(敦様夫人)、森川 嘉也
S39      高橋亜紀央
S41      榎原藤次郎、太田 孝雄、亀山 明次、高畑 圭佐、西島治一郎、丹羽 建蔵、野山 忠幸、福谷美智子
S42      宮崎 洋光○
S43      奥貞 操、藤本 正文、冨美子(正文夫人)、松田 喨平
S48      荒井 信一
S51      竹内 宏規
S53      遠藤 博子 ○
S56      小池 伸和 ○
H17      仲 裕輔  ○
H18      岡村絵理子○
H18      榮木 雅子 ○
H19      吉村 健一 ○
H20      宇都本功夫○、佐川 瑠衣 ○、杉浦 知樹 ○、藤田 由紀 ○
         計  33名         12名(山小屋宿泊者)

(2)ご遺族の方々
S34      北村正雄様のご遺族
S41      森脇正次様のご遺族
S41      栗崎和明様のご遺族
         計   3名
    合    計   36名